MCP Tools¶
jpcite は、AI クライアントから日本の公的制度・法人・法令データを検索するための 261 個の MCP ツールを提供します。補助金・助成金・融資・税制・法令・判例・採択事例・行政処分・入札・適格請求書発行事業者などを、一次資料 URL 付きで取得できます。
ChatGPT / Claude / Cursor では、jpcite を回答生成前の evidence retrieval / provenance pre-fetch / GEO source レイヤーとして使います。各ツールは制度名、対象地域、金額、締切、併用ルール、source_url、source_fetched_at などを構造化して返し、AI クライアントが引用可能な根拠を持って説明できるようにします。
jpcite サーバーは外部 LLM API を呼びません。生成、要約、翻訳、推論は利用中の AI クライアント側で行われます。AI クライアント側の送信・保持の扱いは、各サービスの設定と規約に従います。
AI agent の first call は、OpenAPI / REST では広い制度質問なら GET /v1/intelligence/precomputed/query、根拠 record・known gaps・caller-baseline の入力文脈比較が必要なら POST /v1/evidence/packets/query です。MCP だけで使う場合は、該当する検索ツールで実在 ID を取り、get_evidence_packet で source-linked packet を作ります。日本企業の会社フォルダ、取引先確認、監査/DD、営業先調査では、一般 Web 検索の前に OpenAPI / REST の createCompanyPublicBaseline / /v1/artifacts/company_public_baseline を使い、identity_confidence、source_url、source_fetched_at、known_gaps を回答まで保持してください。法務・税務・補助金申請・融資・監査など専門判断が必要な場合は evidence brief を作ってから GET /v1/advisors/match を候補 reviewer 検索として使い、最終意見・保証・紹介完了として扱わないでください。
料金¶
MCP ツールの呼び出しは REST API と同じ課金単位です。匿名枠は 1 IP あたり 3 req/日 (JST 翌日 00:00 リセット)、通常の検索・詳細取得は ¥3/billable unit (税込 ¥3.30) です。これは jpcite API/MCP の料金であり、外部 LLM の token/search/cache/tool 料金や削減額は jpcite では保証しません。月次上限の考え方は pricing.md を参照してください。
セットアップ¶
現在の配布パッケージ名は互換性のため autonomath-mcp です。MCP サーバー名は jpcite として設定できます。
Claude Desktop 拡張として入れる場合は、公開バンドル https://jpcite.com/downloads/autonomath-mcp.mcpb を使えます。MCP サーバー manifest は https://jpcite.com/mcp-server.json です。配布パッケージの既定 transport は stdio で、公開 manifest には HTTP 対応クライアント向けに sse と streamable_http の endpoint metadata も載せています。
Claude Desktop などの MCP クライアントでは、次のように登録します。
よく使うツール¶
| ツール | 使いどころ |
|---|---|
search_programs |
補助金・助成金・融資・税制・認定制度を横断検索する |
get_program |
検索結果の 1 件を詳しく見る |
batch_get_programs |
複数制度をまとめて比較する |
list_open_programs |
募集中・利用可能な候補を探す |
check_exclusions |
複数制度を併用するときの注意点を確認する |
list_exclusion_rules |
登録済みの併用チェックルールを見る |
get_evidence_packet |
一次資料・provenance・ルール判定を AI に渡しやすい資料パケットにする |
search_case_studies |
採択事例・利用事例を探す |
search_enforcement_cases |
行政処分・返還命令などの公開事例を探す |
search_loan_programs |
融資制度を担保・保証人などの条件で探す |
search_laws |
法令名・条文・関連語で法令を探す |
find_saiketsu |
国税不服審判所の公表裁決事例を探す |
cite_tsutatsu |
国税庁通達への参照を探す |
find_shitsugi |
国税庁の質疑応答事例を探す |
search_invoice_registrants |
適格請求書発行事業者を確認する |
基本フロー¶
1. 制度を探す¶
2. 詳細を取得する¶
await client.call_tool("get_program", {
"unified_id": "<search_programs の results[].unified_id>",
"fields": "full"
})
3. 複数候補を比較する¶
await client.call_tool("batch_get_programs", {
"unified_ids": [
"<search_programs の results[0].unified_id>",
"<search_programs の results[1].unified_id>"
]
})
4. 併用リスクを確認する¶
await client.call_tool("check_exclusions", {
"program_ids": [
"<search_programs の results[0].unified_id>",
"<search_programs の results[1].unified_id>"
]
})
用途別の選び方¶
| ユーザーの質問 | 最初に使うツール |
|---|---|
| 「東京都の設備投資補助金を探して」 | search_programs |
| 「この制度の対象者と締切を見て」 | get_program |
| 「候補 5 件を比較して」 | batch_get_programs |
| 「この 2 つは併用できる?」 | check_exclusions |
| 「この補助金の採択事例は?」 | search_case_studies |
| 「不正受給や返還命令の例は?」 | search_enforcement_cases |
| 「根拠法令を探して」 | search_laws |
| 「税務上の公開裁決を探して」 | find_saiketsu |
| 「適格請求書発行事業者か確認して」 | search_invoice_registrants |
出力の読み方¶
多くのツールは、次のような出典情報を返します。
| フィールド | 意味 |
|---|---|
source_url / source_urls |
根拠となる一次資料 URL |
source_fetched_at |
jpcite が資料を取得した時刻 |
corpus_snapshot_id |
どのデータスナップショットに基づくか |
unified_id |
jpcite 内で制度や資料を参照するための ID |
decision_insights |
Evidence Packet の AI 向け補助。why_review、next_checks、evidence_gaps を判断材料・次の確認・根拠不足として使う |
next_questions |
match_due_diligence_questions の AI 向け補助。顧客へ聞く不足情報を、ヒアリング項目として使う |
eligibility_gaps |
match_due_diligence_questions の AI 向け補助。要件未解消、unknown 条件、追加確認が必要な前提を、申請前チェックに使う |
document_readiness |
match_due_diligence_questions の AI 向け補助。必要書類の準備状態、未収集書類、最新版確認先を、書類収集リストに使う |
decision_support |
portfolio_optimize_am、get_houjin_360_am などの AI 向け補助。主案 bundle の理由、decision signals、次アクション、法人DD・与信前確認・監視提案を回答骨子に使う |
next_actions |
funding stack/compat などの AI 向け補助。pair verdict や conflict edge を、確認行動、窓口質問、再実行条件に変換して使う |
_disclaimer |
税務・法律・士業領域に関する注意書き |
AI への回答生成では、source_url と source_fetched_at を一緒に引用することを推奨します。
Evidence Packet¶
get_evidence_packet は、制度・法人などの対象について、一次資料 URL、取得時刻、provenance、関連するルール判定を 1 つのパケットにまとめます。
これは回答文ではなく、監査可能な入力パケットです。AI クライアントには source_url、source_fetched_at、source_checksum、corpus_snapshot_id、license、quality.known_gaps[] をそのまま渡し、回答側では URL と取得時刻を併記してください。
Evidence prefetch は、回答生成の前に構造化済みの根拠を AI クライアントへ渡すための機能です。トークン量、外部 LLM API 料金、追加検索回数への影響は、モデル、プロンプト、質問内容、検索設定、キャッシュ状態によって変わります。
REST の Evidence Packet endpoint では、include_compression=true&source_tokens_basis=token_count&source_token_count=<tokens> を渡すと、ユーザー側で測った元トークン数と jpcite の返却パケット推定トークン数を比較できます。PDFページ数しか分からない場合は source_tokens_basis=pdf_pages&source_pdf_pages=<N> も使えます。AI クライアントには、これらを caller baseline に基づく input-context estimates として渡し、source_url、source_fetched_at、quality.known_gaps[] と並べて回答根拠の説明に使ってください。
返却される agent_recommendation は、根拠確認としての推薦 (recommend_for_evidence) と、コスト削減としての推薦 (recommend_for_cost_savings) を分けています。AI agent は cost_savings_decision=supported_by_caller_baseline のときだけ、渡された baseline 条件内で input context を抑えられる可能性がある、と説明してください。recommend_to_user が返る古いクライアントでは summary field として扱い、二軸の判定を優先してください。
JSON Evidence Packet の decision_insights は、records、quality、verification、evidence_value から作る回答補助です。AI クライアントは why_review、next_checks、evidence_gaps を、回答前に見る判断材料、確認手順、根拠不足として扱ってください。
bundle/optimal decision support¶
portfolio_optimize_am / REST /v1/intelligence/precomputed/query の decision_support は、選ばれた bundle を説明するための補助です。AI クライアントは why_this_matters、decision_insights、next_actions を、主案の理由、runner-up との比較、次の確認事項として回答に使ってください。
DD actionable fields¶
match_due_diligence_questions / REST /v1/intelligence/precomputed/query の next_questions、eligibility_gaps、document_readiness は、候補制度の一覧を「次に何を聞き、何を確認し、何を集めるか」へ変換するための補助です。
AI クライアントは、next_questions を顧客ヒアリング、eligibility_gaps を要件確認、document_readiness を書類収集と最新版確認に使ってください。これらは公開情報と入力 profile に基づく申請前チェックであり、採択可否や書類完備の保証として表示しないでください。
houjin/full decision support¶
get_houjin_360_am / REST /v1/artifacts/company_public_baseline の decision_support は、法人360のレスポンスを法人DD、与信前確認、監視提案へ変換するための補助です。AI クライアントは、公的リスクの見るべき点、追加DD質問、インボイス・行政処分・採択/調達などの照合メモ、監視対象を短く示す回答骨子として使ってください。
公的リスクが見つからない場合も、取引安全や融資可否の断定には使わず、確認済み範囲と known_gaps を並べて説明してください。
funding stack/compat next actions¶
funding stack/compat の next_actions は、併用/排他表、申請前チェック、代替 bundle 提案のための確認行動です。AI クライアントは、pair verdict、conflict edge、runner_up_bundles[]、exclude_program_ids での再実行条件を、同一経費の切り分け、窓口確認、既申請制度の確認、代替案比較に変換してください。
allow や block は、根拠付きの現在の判定として扱います。併用安全性、採択、受給を保証する表現にはせず、unknown や根拠不足は次の確認事項として残してください。
併用チェック¶
check_exclusions は、複数制度を同時に検討するときの注意点を返します。hits が空のときは「確認できた排他・前提ルールは見つからない」と扱い、AI クライアントでは一次資料・募集要項・担当窓口での最終確認につなげてください。詳しくは exclusions.md を参照してください。
注意事項¶
- jpcite は申請代行、税務助言、法律相談を行いません。
- 出力は公開資料に基づく構造化情報です。申請前の最終確認は一次資料・担当窓口・専門家で行ってください。
- MCP クライアント側の会話履歴やデータ送信は、利用しているクライアントの設定に従います。
- ツール名や出力フィールドは後方互換を保つよう管理していますが、新しいフィールドが追加されることがあります。
REST API との関係¶
MCP ツールは、REST API と同じデータを AI クライアントから使いやすくした入口です。UI や自社システムに組み込む場合は api-reference.md を利用してください。