併用チェック¶
jpcite の併用チェックは、補助金・助成金・融資・税制優遇などを同時に検討するときに、重複受給や前提条件の見落としを早めに発見するための機能です。
申請前の候補整理で使うことを想定しています。最終的な可否判断は、必ず公募要領・要綱・担当窓口・専門家に確認してください。
何を検出するか¶
代表的には、次のような論点を返します。
| 種類 | 見つけたいこと |
|---|---|
| 同時利用不可 | 同じ期間・同じ対象で同時に使えない可能性 |
| 同一経費の重複 | 同じ設備費・人件費・委託費などを二重に申請するリスク |
| 前提条件不足 | 認定、資格、事業計画、対象者要件などが必要になる可能性 |
| 金額調整 | 併用はできても、補助額・助成額・税額控除の調整が必要になる可能性 |
| 要確認 | 条文や募集回ごとに条件が変わるため、一次資料確認が必要なもの |
雇用、IT、設備投資、地域振興、税制優遇などの制度を横断して扱います。分類名そのものではなく、ユーザーが実際に困る「同時に使えるのか」「どこを確認すべきか」を返す設計です。
API で使う¶
ルール一覧¶
登録済みの併用チェックルールを返します。各ルールには、説明、関係する制度、確認に使う一次資料 URL が含まれます。
候補セットの確認¶
検索結果や詳細取得で得た unified_id をそのまま渡します。
curl -X POST https://api.jpcite.com/v1/exclusions/check \
-H "X-API-Key: jc_..." \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{
"program_ids": ["UNI-1111111111", "UNI-2222222222", "UNI-3333333333"]
}'
レスポンスの hits に、確認すべき組み合わせが入ります。
{
"program_ids": ["UNI-1111111111", "UNI-2222222222", "UNI-3333333333"],
"hits": [
{
"kind": "same_asset_exclusive",
"severity": "warning",
"programs_involved": ["UNI-1111111111", "UNI-2222222222"],
"description": "同じ設備費を二つの制度で重ねて申請できない可能性があります。",
"source_urls": ["<公式公募要領URL>"]
}
],
"checked_rules": 181
}
hits が空の場合は、「登録済みルールでは衝突が見つからなかった」という意味です。「併用して安全」と保証するものではありません。
MCP ツール¶
AI クライアントから使う場合は、次の MCP ツールを使います。
| ツール | 用途 |
|---|---|
list_exclusion_rules |
登録済みルールを一覧する |
check_exclusions |
複数制度の候補セットを確認する |
ツール一覧は mcp-tools.md を参照してください。REST の詳細仕様は api-reference.md#exclusions にあります。
読み方¶
kindは論点の種類です。例: 同時利用不可、前提条件、同一経費の重複、金額調整。severityは確認の強さです。例: 重大、警告、要確認。source_urlsは一次資料です。判断前に必ず確認してください。descriptionはユーザー向けの要約です。条文そのものではありません。
限界¶
- 登録済みルールにない組み合わせは検出できません。
- 公募回、年度、地域、申請主体、対象経費によって扱いが変わることがあります。
- ルールは一次資料をもとに構造化していますが、取りこぼしや改訂反映の遅れがあり得ます。
- jpcite は法律・税務・行政手続の助言を行いません。申請前に専門家または担当窓口へ確認してください。
関連¶
- api-reference.md —
/v1/exclusions/*の仕様 - mcp-tools.md — MCP からの利用
- faq.md — データの正確性と限界